SFとかライトノベルとか

先日よりの話題関係であれこれ
ひねくれ者と呼んでくれ - SFとファンジンとライトノベルと
ちょっと気になった点

  • コアな SF ファンの人数が安定した時期、というのがあると思われる。戦後の立ち上がり期はそれこそ両手で数えられるほどの人数から始まっているわけで。自分の乏しい知識からのあて推量ではブームを目前にした昭和 50 年頃か。過去の SF 大会の開催報告か、SF マガジンの部数を通覧すればわかるか?
  • ジュニア文庫の出現と興隆
    • ソノラマが昭和 50 、コバルトが 51 年であり、特に初期のソノラマはこの時の SF ブームの一端を担ったと見るのが妥当ではないか。また、一時期の装丁では背の上部にジャンルが書かれており(「SF」「推理」の他、「怪奇」も見たことがある)、当時は各ジャンルの、ある傾向の作品群としてとらえられていたように思われる
    • スニーカー・ファンタジアが昭和 63 年(ソノラマの装丁の背が緑から白に黄帯に変わったのもこの頃?)。ガンダムに乗り遅れた子供達にジブリ作品やドラクエ(昭和 61)等の流れでいわゆるライトファンタジーが流行(←そうか?)。赤川次郎さん(初期のコバルトに結構書いている)らに始まるライトミステリー(?)も流行。SF 押されっぱなし(このへんかなりあやしい)

あと、コアでない SF ファンでライトノベルファンな私からすると、星界とか、野尻さんとか新木さんとか、ライトノベルかつ SF 、という分類にこそしっくりくる作品って結構あるよねぇ、とか思うんですけどねぇ? 駄目なんですかねぇ
というわけで 70 年代後半生まれからのコメントでした
個人的にはライトノベルはジャンルというよりメディアではないかと思ってるんだけど... それはまたいつか