あの夏の日、僕等は確かにJAISTにいた

そのうち公式サイト( http://www.jaist.ac.jp/elis-revival/home.html )に発表資料の一般公開版が置かれるだろうのでその時に...と思っているうちに、いつのまにか放置してしまったのだが、とりあえず写真とかで公開できそうなものを公開にしておこうと思う。
基本的に僕の主観によるものなので、客観的な取材ベースの話は大森さんの記事( http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20100817/185006/ )などを参照してほしい(...と思ったがこれ連載1回目だけしか書かれてないのか...)。

数日前に撮ったアオサギ。同じフォルダ(写真は月ごとのフォルダにしている)にあったのでついでに。

米原駅ホームにて。

米原駅のだだっ広い構内にたたずむ新旧の電機。左端に鉄道総合技術研究所の米原風洞技術センターの一画にある新幹線の保存車両もちょっとだけ写っている。

隣のホームには関空アクセス特急「はるか」が。

特急「しらさぎ」。

JRで行くのは西金沢駅までなので、途中で乗換え。

JR西金沢駅跨線橋から米原方(だったと思う)を見る。手前の工事は(北陸新幹線にともなう)橋上駅舎化、遠くの高い桁は北陸新幹線の桁。

同じ場所から望遠で。

北陸鉄道西金沢駅ウィキペディアの駅記事テンプレにある写真とほとんど全く同じ定型的写真ですが、一枚。

することもなく駅で時間をつぶしていたら野町駅行き(JAISTとは反対側)の「いしたん号」が。

波形鉄板に器用に貼られているステッカー。



折り返しでやって来た、鶴来駅行き「いしたん号」。以前に加賀一の宮駅まで乗ったことがあるのですが、ELIS復活祭の時にはもうすでに鶴来以南は廃線に...。

いしたん号車内では金城大学短期大学部美術学科マンガ・キャラクターコースの学生作品の展示が(個別作品の写真も何枚か撮っていますが、ここには載せていません)。

以下、車内広告。






この2枚はホワイトバランスが変?

古い電車のお約束「扇風機」。配置位置の関係などでエアコン設置時に撤去されてしまうこともありますが、この電車では健在でした。

鶴来駅発のJAISTシャトルバス。JAISTに用がある人のためのバスなので当然なのだが、駅周辺の写真とか撮る余裕とか全くないタイミングで発車してしまう。

JAIST到着。

以下とりあえず撮った展示品。ホワイトバランスがおかしい。


まさか夢のカラーポータブル98(PC-9801T)をここで見るとは(もちろん98自体が展示の要目ではなく、ELISチップの載ったボードと当時組み合わせて使われていた、ということで展示。つまり本体は横に置いてある拡張ボード。残念ながら動態展示はできなかった)。




このへん確か公開のものでない内部資料っぽい感じのものがあったので、それについては写真を除けてあります(はずです)。







商用化第2弾の8200のデスクトップ機とデスクサイド機。


このでかい箱がロジックICを組み合わせて作った初代ELIS。ワイヤーラッピングによる手作りの試作機と、(プリント基板による?)それのクローン機。これをその後LSI化してワークステーションや各種ボードなどに展開。(たぶん動態にするのは無理、でしょう)






中央はマッカーシー先生。


以下、竹内先生ご講演(やはり一部の写真については(略))。

「ぬえ」は、できればこの字で(U+9D7C、「鵼」)。

シールいろいろ。

TAO/ELIS(ないしNUE)がオブジェクト指向とか論理プログラミングとかを取り込んだ背景(当時の事情)とは。左は有名なByteの特集号の表紙ですが、右はCACMの表紙で、学会誌であるにもかかわらず過激に露骨に政治的なメッセージが込められているというアレ。

ファクシミリで届いたという(一番上にファクシミリの受信情報のヘッダが。ハンコは後から押したもの)「ハッカー認定」。

声優ユニットLISP」に言及する竹内先生。2010年7月結成であるから同年8月上旬のELIS復活祭では、まさに旬の話題であった。

そして(自分の写真も使われている)その駄コラに言及する竹内先生。

以下、「火入れ式」。高性能(当時の)ワークステーションだけあって消費電力も多く、マシンルームではない一般の部屋であるためいろいろと苦労が。





キーボード。せっかく独自設計のマシンを作るなら、ということで専用に設計したものだそうである(沖のキーボードは富士通高見澤などと並び定評ある国産キーボードであるところである)。なおプレゼン発表中のやりとりによれば、沖のかたによれば「竹内先生のご指導により」とのことなのだが、竹内先生は「記憶にない。もし自分が注文を付けていたら、コントロールをAのすぐ隣に置かず離した場所にあるはずがない」とか。「親指シフト」という謎のキーワードも出たがそれはちょっと考えられず、おそらく(竹内先生のキーボード話に、イメージトレーニングだけで配列をマスターした同僚がいる、といって出てくる)新JIS配列のことと思われる。










ELISチップ(のウェハーのサンプル)。左下の100円コインは比較用に私が置いたものですが、よく考えたら国際的に通用するもののほうが良かったかもしれない。ウェハーが当時のサイズだから小さいにしても、それ以上にチップがばかでかいことがよくわかる。





竹内先生ご自身で会場に持ち込まれたというSILENT。

中央がSILENTチップか?






天海(あまがい)さんによるデモかな?




HM6208 SRAMの35ns品が9個付いてるあたりがタグマシンっぽさ?

リモート会場。竹内先生の写真は生前葬の時の「遺影」。


このころはコンピュータメーカがCMにアイドルを使うことがありましたが、沖は浅香唯さんでした。コレクターズアイテムとして近年は結構な値が付くこともあるとか。



竹内先生 vs. Matz

パネルディスカッション。侃々諤々。

(この写真は以前にも上げたことがあったか)昔ながらの券売機。

鶴来駅の駅舎内にある展示。加賀一の宮と書いてあるものが見られるので、2009年の廃止区間から持ってきたものが多いのだろう。





急行能登かわいいよ急行能登。後ろに食パンもいる。