宇宙戦艦ヤマト見てきた

映画の日というわけで。期待を裏切らない出来であった。どう期待していたかは明日にでも
どうでもいいツッコミを一つ書いておくと、事象の地平面(シュヴァルツシルト半径)にはそもそも到達できない(そこでは時空自体が無限に引き伸ばされているため)。少なくとも外部から観察する限りは(という意味では「事象の地平『線』」のほうが雰囲気がある。劇中でも『線』だっけ?)
そんなわけで、さよならジュピターでは大質量をぶつけて進路を変えようとするわけであるが、ブラックホール工学的に可能なのかどうなのか素人的(注:そーゆー専門的なブラックホール工学的には SF 作家だって素人同然である)には悩ましいところだったりする
確か福江純先生が、外部から見て運動量保存則に反するわけはないから大丈夫だ、ということを単行本のどれかで書いておられたと思う
ブラックホールに落ち込む内部の観察者は、本人の時間が無限に引き伸ばされるわけで、外部の宇宙全体の時間が一気に加速して過ぎ去る、ということになる。らしい。そんな話をテーマにした作品が、堀晃さんにある。ワープ航法の時代になってしまって酒びたりになってる、加速する宇宙飛行時代のパイロット、というキャラクターが主人公の作品のひとつ
あと、海事関係者なら「商船乗りなめんな」と言いたくなるんじゃないかという気がするカットが