「James Clark 記法」に関するメモ
備考1
XML の James Clark 記法の件なんですけど生前に直接聞いてみた.結論から言うと James Clark 記法という表記は存在しない.渕さんがページを書く際に,そういえば James Clark がこういう記法使ってたなのを書いただけだった.
— Koichiro Eto (@eto) 2007年11月6日
それを見た私が,なるほど James Clark 記法って言うんだと勘違いしてしまったというのが真相である.なので, James Clark 記法というのは俺が勝手に作ってしまったことになる.
— Koichiro Eto (@eto) 2007年11月6日
備考2
これは「ときに要素間ホワイトスペースの量を最小化するために使われる一般的でないスタイル」などと呼ばれるような手法のことを指している。
<!DOCTYPE Html> <Html ><Head ><Title >2022年夏季卒業式</Title ></Head ><Body ><H1 >卒業</H1 ><Section ><…… ………… …></Section ><Section ><H2 >卒業生</H2 ><Ul ><…… ……… ……></Ul ></Section ></Body ></Html>http://www.html5.jp/tag/elements/section.html
備考3
なお、「James Clark notation」というフレーズは、James Clark によるXML名前空間に関するメモ「XML Namespaces」( http://www.jclark.com/xml/xmlns.htm )などで使われている、「プレフィックス : 」の部分を実際の URI に展開して波括弧で囲んだ、
{http://relaxng.org/ns/structure/1.0}element
というような記法のことを指して使われていることが(英語圏では)ある( http://dvreeze.github.io/yaidom-and-namespaces.html )。