生贄の技法

生贄の技法は、プログラミングにおいてかなり重要な技法だと思うのだが、ネット上にはほとんど言及がない
かろうじて慶応の安村先生の授業資料 http://s2.hi.sfc.keio.ac.jp/~kuruma/progway07/docs/ の第 3 回が見つかる程度
ということに、ウィキペディアの「生贄」に書こうとして気がついて、修正を止めた。番兵のほうはいくつか見つかるが...
アルゴリズム辞典」にも番兵はあるが、生贄はない。アルゴリズムの技法というより実装上のテクニックだからか。竹内先生の Lisp の本には簡単に紹介があったと思うが
ところで、英語でなんて言うんだろう?
安村先生の資料から覚えのため引用しておく

  • ポインタなどを用いたリスト構造処理で必須となる処理
  • リスト構造に対して、任意の要素の削除、追加が必要となる
  • 途中に何かを挿入するとか、途中のものを削除するとかは良いが、それが先頭要素の場合、特別な処理が必要となる
  • そのためリストの先頭に、予めダミー(生け贄)を入れておく

(追記)http://metanest.jp/p_impl/p_impl.xhtml に書いた