電子情報通信学会誌

来た
図書紹介に「ユビキタスでつくる情報社会基盤」が

ユビキタスでつくる情報社会基盤

ユビキタスでつくる情報社会基盤

本書は,東京大学21世紀COE「次世代ユビキタス情報社会基盤の形成」がこれまでに行ってきた,公開シンポジウムのエキスをまとめたものである.ユビキタスコンピューティング及びユビキタス情報社会基盤を,技術的側面と制度的側面の二つの側面からとらえて,これまでどのように取り組んできたか,また,実現のためにどのように取り組んでいくことが必要かを,表面的な技術の話としてでなく,むしろ,そのベースにある哲学にスポットを当てて述べている.
(中略)
本書は,社会インフラとしてのユビキタスコンピューティングとは何か,社会システムや哲学的な側面からの考察を中心にまとめたもので,産官学民の様々な立場の方が執筆を行っている.技術のベースには哲学があり,技術を使いこなすには制度設計まで考える必要がある,という視点で書かれた本書は,技術,行政,法律等様々な分野の担い手に大いに役立つ一冊となるであろう.

(p.502 から引用)
特集は「暗号技術の証明可能安全性」。特別解説記事「ディジタル交換技術の研究開発」が歴史の話。創刊ということで全会員に配布となった通信ソサエティマガジンの B-plus にも交換機の歴史の話が
通信ソサエティ誌ですがバイナリ通信プロトコルの「B Plus」(アスキーデジタル用語辞典:B Plus)を思い出すのはある一定以上の世代だろうなと年寄り話