Second Life は BREAK-AGE の夢を見るか

少々マイナーな作品なので作品紹介はとりあえずウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/BREAK-AGE
さて、BREAK-AGE は、カスタマイザブルロボゲー(アーマード・コア(ノベライズに同じ作家さんがかかわってたり)とかマッチメーカー(その作家さんと関わりが深かったり)みたいな)という、目的のある仮想空間ものではあるけれども、シミュレータとして精度が高いという設定になっており、外伝(『ボトルシップ・トルーパーズ』)ではモデリングを見せ合ってたのしんでいる人々が描かれていたり、ノベライズでは宇宙を目指す奴が出てきたりする
作中で仮定されているシミュレーションには少々難があるのだが(建物を粉々に粉砕したりして、その瓦礫まで全部シミュレーションできるらしい)、この BREAK-AGE から(少々無理矢理)現実の仮想空間サービスに向けてのヒントのようなものを考えてみたい
1. 客ではなく、作り手側としてサードパーティが参画可能
物語中で、新たな業界が1つこのゲームに参画する業者によって形成されている。運営側 - 3rd.P - ユーザ の Win - Win - Win なモデルができることが望ましい
2. 物は複製できない
これは多分一番議論のあるところだろうと思われる。どうやって実現するか、についての描写はかなりあやしい(専用のディスクがあり、パソコン用の MO から書き換えて、とかその程度)。個人的な信条としては、情報の自由な流通を是と考えているのだが、仮想空間でのビジネスを実現するには、この実世界の物質の性質を再現できないとうまくないのでは、という気がしている。いまのところうまく説明できないのだが