どうしてこうなった
前提知識として、DNSSEC(wikipedia:DNS_Security_Extensions)は現在絶賛導入中の、DNS の信頼性のための拡張仕様で、公開鍵暗号方式の電子署名を利用していて、認証チェーンが DNS の階層構造に従うのでルートゾーンの鍵はきわめて重要であるとかそういったあれやこれや...
- 当地の Kane さんは、7 人中 5 人が集まることでリカバリーされるルートゾーンの DNSSEC の秘密鍵を持つ要人ですよ、という BBC の地方記事 → http://news.bbc.co.uk/local/bristol/hi/people_and_places/newsid_8855000/8855460.stm
- という記事をネタに DNSSEC のルートゾーンの運営などについて解説するポピュラーサイエンスの記事 → http://www.popsci.com/technology/article/2010-07/order-seven-cyber-guardians-around-world-now-hold-keys-internet 本文中には「rebooting the Web」という表現が出てきたりはする
- という記事をネタに 7 人中 5 人とかいうくだりを中心に面白おかしく記事にした Gizmode 本家の記事 → http://gizmodo.com/5597964/seven-people-have-been-entrusted-with-the-keys-to-the-internet タイトルにはまだ「Keys To The Internet」と、DNSSEC の鍵の話であることがなんとか残っている
- それが日本版の記事になると → http://www.gizmodo.jp/i/2010/07/seven-people-have-been-entrusted-with-the-keys-to-the-internet.html 「WWWへのアクセス権を持つ7人」誰だこのタイトルで OK した奴