BASIC

とある人と話して BASIC の基本 3 命令のネタ元って http://www.pro.or.jp/~fuji/pasocomlife/1995-11-21.html ですよねー、とか
そういえば 98 の場合もセグメントを調整しないといけないので、全機能使う場合は 4 命令か 5 命令になる
これはマジネタなのかジョークなのかという話になったのだが、元ネタの BASIC 基本 5 命令 PRINT INPUT IF GOTO RUN だったかそんなのがあって(確か昔、ベーマガないしラ製か何かの別冊の BASIC 入門書か何かに、これだけ覚えれば BASIC は使いこなせる、とかそんな煽り文句と共に命令が表紙にでっかく書いてあったとかそんな記憶があって)、つまりまぁそういうもののパロディであろうと思うわけなんだけども、しかし基本 5 命令とかで検索しても出てこない(3 命令はすぐ出てくる)。「星くず英雄伝」の何巻だったかに「西部労働レストラン」(SAVE LOAD LIST RUN)というのがあってこちらはステートメント(文)よりコマンド(命令)寄りか
で、そこでちょっと言いかけたことなんだけど、クラシックな BASIC の、行番号を各行に付ける仕様というのは、テレタイプライタ端末が典型であるけども、スクリーンエディタがないような計算機環境において、処理系内蔵のエディタ込みの環境を提供することを前提として、言語仕様自体が作られている、という話
つまり、ラインエディタしかない環境では、プログラムの編集は常に何行目に何が書いてあるかを意識しなければならないわけで、そういう環境ならいっそ明示的に行頭に番号を付けることにすれば、行番号が無ければコマンド、行番号があればプログラムの編集と識別できるし、適当に行番号の間隔を開けておけば行の挿入もできるし、行番号だけ打ち込んだら行の削除になる、と、非常にユーザフレンドリーなエディタになる(あとは飛び先行番号も自動的に修正する RENUM コマンドがあれば...)
という、テレタイプライタによる TSS 利用において非常に優れた開発環境を実現したところが(初期) BASIC の見事なところだろう