エンジェル・リンクス

アンサイクロペディアには、ジョークしか書いてはいけないと思っていたのだが、そうでもないらしい
書くべき対象が、あまりに「アンサイクロペディア」的な場合は
というわけでアンサイクロペディア:大艦巨乳主義
(関係ないのだが「機動戦艦ナデシコ」の項がイカれててヨイ。ヤマダジロウさんの扱いが妙に熱くて尚ヨイ)
冗談だと思われるならば、「エンジェル・リンクス」を入手して、あとがきを見るがよいであろう
こんな感じで今後時々ネタを拾ったら古いラノベの紹介でもやっていこうかと思う、ということで第1回は「エンジェル・リンクス」
まずは著者のそれまでの作品から。「氷山空母」というぶち飛んだアイディアで架空戦記にデビューし

氷山空母を撃沈せよ!〈上〉 (徳間文庫)

氷山空母を撃沈せよ!〈上〉 (徳間文庫)

その次のジャンルとして選んだのはスペオペ。しかしながらただのスペオペで話が済むわけはなく
零式スターパニック (ファミ通文庫)

零式スターパニック (ファミ通文庫)

「一日宇宙軍司令長官ロリアイドル」対「宇宙大名行列種族」というこれまたぶち飛んだしろもの
そして、その手の作品が好きな者達の注目を集める中、ラノベレーベル・富士見ファンタジア文庫デビュー作のコンセプトがこれであった
「大艦巨乳主義」レーザー=「激光」、ブラックホール=「黒洞」をはじめ、中華風の雰囲気がうまく使われてはいるのだが、カタカナも普通に乱れ飛ぶので、そのへんを「エネルギー」と「プラズマ」以外カタカナの出てこない作品*1と比較しちゃうとちょい苦しい
ま、そんなことはともかく、超兵器飛び交うスペオペに、ラノベ風なキャラをうまくマッチさせている作品であり、スペオペが嫌いってんでなければいけるのではないかと

ところで「猫耳戦車隊」の続きマダー? (AA略

*1:星界」シリーズ