知的権利と仁義の世界

「Copy & Copyright Diary - 手品の種」( id:copyright:20070502:p1 )
これは事件報道の話だけど、種明かしを売りにした TV 番組の問題は前からあって
たとえばスティングさんの http://homepage3.nifty.com/MagSting/Exposure/exposureTop.htm とか参照
で、この件で問題かなと思うのは、阿曽山大噴火コラム「裁判Showに行こう」で書かれてるんだけど
http://www.nikkansports.com/general/asozan/2007/asozan086.html
裁判中に、証人だから言わなきゃならない、っていう状況で種明かしがあったらしい点
で、阿曽山大噴火さんは微妙に伏せてるわけだけど、結局のところこれまでは仁義ってことでみんなが守ってきたことだけど、これからはこういうのも特別立法でもせなならんのかな、とか思った
驚いたのがこの日記を書こうとしてググったら山のように種明かしサイトがあること
種明かしのある本とかは、それこそマジック How To 本とか珍しくもないわけだけど
(たとえば、ってこれは How To 本じゃないですが)

トリックの心理学 (講談社現代新書)

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当然ながら、本職が現役で使ってる種は明かしたりはしてないわけだけど、日本社会を見るに、こういう、業界の仁義をみんなも守ろう、っていう空気が薄れている気がするのだよねなんとなく