児童文学とライトノベル

id:yuzumuge さんの「ゆーずー無碍たる日記」の
ライトノベル化する児童文学」( id:yuzumuge:20070401 )確かに本屋とか広告とかで見掛けて気になってはいたけど... 凄いな
でも、文学←→小説という対立項でいえばむしろ小説の側にある、こども向け作品って、歴史的には「幼年倶楽部」「少年倶楽部」「少女倶楽部」とか戦前にあったわけで、むしろこういう娯楽小説もある、という状況こそがまともなのではないかと
個人的な思い出では、「星からきた大どろぼう」ってライトノベル調じゃなかったっけ、とか。あと、初めて読んだ羅門祐人さんの作品が「ライトノベル作家(仮想戦記とかも書いてるけど)の書いた児童文学っぽい作品」だったりするのですが(光の戦士シリーズ)

しかし、古典でなく娯楽小説でもない、児童文学作品がちゃんと在ってほしいとも思うのだけど。雑誌だと過去「びわ実学校」ぐらいしかないんじゃないのか? 古典と娯楽小説しかない、という状況になるのはそれはそれでどうかとも