学習曲線が下がる組織

ふつう、緩急はあっても学習曲線というのは上昇するものである
が、例外がある。毎日新聞である
池田信夫 blog - 村井純氏を個人攻撃する毎日新聞
村井さんの名前で、懐かしの「 IPv4 で十分」ネタかと思って見に行ったら期待外れだったわけだが(w
毎日新聞は、1面と社説と経済面と科学記事で、全部バラバラな主張をしたりしてるところが面白かったので、今後も迷走して楽しませてくれるのではないかと期待してるのだが、それはともかくとして、メディアリテラシーの話
明らかに毎日新聞メディアリテラシーは、下がっているのである。まさしく池田信夫さんの主張するような、過去の記事がちゃんと残っていて、カレンダー形式のページから普通に URL で過去の記事にアクセスできる、という
また、同じ URL でアクセスしても別の内容になっている、といったことがない、という、素晴らしいニュースサイト「だった」のだ。www.mainichi.co.jp がニュースサイトだった頃は
asahi.com が、同じ URL で内容を変えるのが常だったため、同じネタの記事が朝日と毎日にあれば、毎日のほうを示すようにしたものだった
(これについては、朝日は、版ごとに紙面を変えるような感覚でやっとるんではなかろうかと言われたりしていた)
mainichi-msn になった時、新しい CMS を導入し、RSS の配信も始めた(のかな?)ようだが、そのかわりに小さく読み辛いフォントが指定され、固定幅前提の見辛いレイアウトとなり、過去の記事にはアクセスできなくなり、というありさまとなった
そして現在、Google ニュースのクロールを拒否している
しかしこれは、ビジネスモデルの衝突という、必然的な結果であり、私は牧歌的時代にのみ存在しえた理想郷の思い出を語っているだけなのかもしれない