同人界隈が今後直面すること

続ドクバリニッキ( id:bolt69:20070322 )で「ファンジン」と「商業同人誌」というくくりで議論をされてるけど、界隈の反応を見るに、なるようになるんじゃないの、という感じで静観してるように見える(どちらの側も)。要は、ダメだってならアングラ化するし、という開き直りと、ダメだってならやめるし、という割り切りなんだろうと思うけど
「同人誌業界もな」( id:Hayashida:20070319:1174277989 )みたいな気分を感じている人も多そう(けど切込隊長さん、なんか http://espio.air-nifty.com/espio/2007/03/post_6e95.html あたりを見るとなにがなんやら。なんか 10 年来な荒らしサンの影も見えるし)
前向きな話では id:metanest:20070319 で書いた「同人誌と表現を考えるシンポジウム」とか、関係者はもう具体的にどうしようか検討するレベルに入ってる
自主規制ってことになると id:NaokiTakahashi:20070317#p4 で書かれてるみたいに、またぞろ騒ぎたてる香具師とかは出そうだけど、でもまぁ自主規制って奴にはある種の緊張感は必要だとも思うし、表現に挑戦は必要だとは思う
(蛇足。ポルノについては表現の自由とかそういう問題じゃなくて、社会における「おとなのしくみ」として整備する必要があると思うけど。下手をしてアンダーグラウンド側の資金源として回収されちゃうようなことになったら目も当てられない)
あと、経済界の動きを見た場合、ITpro - 著作権関連法制度の見直しに着手する政府,国際条約との整合性がカギに に書かれてるみたいに、「流通促進」がキーワードになってる、ってのが重要なポイントで、例えば DRM が導入されると仮定した場合、有効な批判は「かくかくしかじかな DRM は流通を阻害し、結果として不利益をもたらす」という論法になる、というあたりか