BadUI: リバーシブルな札の裏側が室内から見える ――「営業中」or「準備中」程度なら良いのですが

ぶら下げるタイプの札で、両面ともに字が書いてあるものがあります。たとえば定食屋などでは、片側が「営業中」その反対側は「準備中」となっていて、適宜ひっくり返すわけです。
ガラス戸の場合、室内側からは逆の状態の表示が見えてしまうわけですが、定食屋であれば入店後ふと見て「準備中」になっていたとしても、店内の雰囲気からまず誤解することは無いでしょうし、そうではなかった場合も店長に一言確認すれば済みます。
しかしそれが、浴室の脱衣場の入口の「男湯」「女湯」の掲出だったりして、脱衣場から裏側が見えたりすると(他に誰もいなかった場合は)、少々ギョッとします(しました)。脱衣場ですので中が見えないように波打たせたガラスでしたが、ガラス面の直近にある物は、字が読める程度には見えます。
2箇所に浴室があって片方は男湯でもう片方は女湯にするのですから、それぞれ入れ替えれば、リバーシブルにする必要性は無いようにも思いますが、それぞれが離れているような大きな旅館での利便を考えた既製品だったと思われます(フォントなどから見て、手書きではなく既製品でした)。
解決法は簡単で、札と同じぐらいの大きさの目隠し板を札の裏側に一緒に下げれば解決すると思います。